東京では桜も終わり、今はチューリップに続き、ボタン、ツツジなどが満開です。これから、様々な花が開花する楽しい季節になりました。今回は、関東や関西の花の名所をご紹介します。
東京・立川の「昭和記念公園」では、5月25日まで、フラワーフェスティバルが開催中。4月29日、5月5日、5月21日には無料入園日も設けられています。チューリップの後には、ポピー、水連などが見頃に。広大な敷地のなかに咲く花の開花情報をHPでチェックして、出かけてみましょう。
見事な藤の花やイルミネーションで有名な栃木県の「あしかがフラワーパーク」。CNNの「世界の夢の旅行先10カ所」に選ばれ、海外にもその名が知られるようになりました。今年は藤の開花が遅めで、これからいくつもの品種が見頃を迎えます。
東京都内で藤で有名なのは、江東区にある「亀戸天神社」。赤い太鼓橋と藤の取り合わせは、とても風情があり、歌川広重の浮世絵にも描かれました。4月29日頃、早咲きの藤が満開になりそうです。
手入れの行き届いた英国風のお庭で、バラを楽しめるのは「横浜イングリッシュガーデン」。5月の満開の時期には、1300品種1800本の花が咲き誇り、園内はバラの香りに満たされます。
梅雨の季節に目を楽しませてくれるのは、紫陽花。鎌倉には長谷寺、東慶寺などこの花を楽しめるお寺がいくつもありますが、特に「明月院」は有名ですね。例年の見頃は6月初旬から中旬です。
関西で紫陽花寺として有名なのは、京都府・宇治市の「三室戸寺」。杉木立の間に色とりどりの紫陽花約1万株が開花します。この寺は7月上旬から咲き始める蓮の花でも有名です。
同じ時期、ユリも開花のピークを迎えます。埼玉県の「ところざわのゆり園」は、約3万㎡の自然林のなかに50種・約45万株のユリが咲き誇ります。今年は6月3日の開園予定。